マテリアリティ
重要取組み課題(マテリアリティ)の特定
ヤマモリの事業活動、企業活動が影響を及ぼす「社会課題」について特定し、ヤマモリのビジネスにとっての重要度と、社会にとっての重要度の両軸から評価を行いました。
それらをマッピングすることで、ヤマモリが取り組むべき重要取組み課題(マテリアリティ)を整理し、6項目を特定しました。
6つ目の「伝統技術の継承と食文化の発信」は、ヤマモリが醤油醸造を祖業として発展してきた歴史、そして現在はタイやアセアン諸国への日本食文化の発信や交流を企業として大切にしていることから、独自の取組み課題として設定したものです。
重要取組み課題(マテリアリティ)
- 安全安心への取組み
- 健康で、おいしく、豊かな生活への貢献
- サプライチェーン上のあらゆる段階で食品ロスを削減
- 従業員の働きがい、安定した生活
- 事業活動による環境負荷低減
1)包装容器の環境負荷低減
2)気候変動への対応 - 伝統技術の継承と食文化の発信
2030年に向けた目標設定(KPI)
特定した重要取組み課題(マテリアリティ)に対し、具体的な目標(KPI)を掲げました。
ここでは、その中から代表的なものを抜粋して掲載します。
<SDGsへの重要取組み課題と目標(KPI)>
1.安全安心への取組み
重要取組み課題 | 長期的な目標(KPI) | 期日 |
---|---|---|
食の安全安心の継続的な確保 | 食品安全認証審査の継続維持(FSSC) | 2030年 |
お客様の声を、商品・サービスの改善に反映 | お客様の声を、商品・サービスの改善につなげる仕組みを継続維持 | 2030年 |
関連する目標
2.健康で、おいしく、豊かな生活への貢献
重要取組み課題 | 長期的な目標(KPI) | 期日 |
---|---|---|
健康的な食生活への貢献と食のバリアフリー化 | 健康配慮/バリアフリー商品を商品化、食の選択肢を提供 | 2025年 |
お客様の「食」に関わる課題解決 | お客様のSDGsに関わる課題解決を支援(商品・サービス) | 2030年 |
関連する目標
3.サプライチェーン上のあらゆる段階で食品ロスを削減
重要取組み課題 | 長期的な目標(KPI) | 期日 |
---|---|---|
生産工程での廃棄物削減と再資源化(資源循環) | 生産工程での食品リサイクル率99%以上 | 2030年 |
フードウェイストの削減 | フードロス&ウェイストの発生量を50%削減 (2007年度比)
|
2030年 |
関連する目標
4.従業員の働きがい、安定した生活
重要取組み課題 | 長期的な目標(KPI) | 期日 |
---|---|---|
従業員の健康と人権に配慮 | 年間実総労働時間 2000時間以下 | 2030年 |
ダイバーシティ、女性活躍推進 | 障害者雇用率 2.5%以上 男性の育児休暇取得率 100% 女性管理職比率 15%以上 |
2025年 2025年 2030年 |
ワークライフバランスの実現 従業員の能力開発、人材育成 |
プライベートの充実とスキルアップ 年次有給休暇:最低取得日数の底上げ 10日 社員離職率 5%以内 |
2030年 2030年 2025年 |
関連する目標
5.事業活動による環境負荷低減
1)包装容器の環境負荷低減
重要取組み課題 | 長期的な目標(KPI) | 期日 |
---|---|---|
パッケージの環境配慮と省資源化 (3Rの推進) |
自社ブランド商品のFSC認証段ボール採用100% 環境配慮型包材の使用50% |
2030年 |
関連する目標
2)気候変動への対応(GX)
重要取組み課題 | 長期的な目標(KPI) | 期日 |
---|---|---|
事業活動によるCO₂削減と省エネルギー化 | エネルギー起源のCO₂排出量を46%以上削減 (2013年度比)
|
2030年 |
物流エネルギーの削減 | 物流効率10%アップ(2020年度比) | 2030年 |
関連する目標
6.伝統技術の継承と食文化の発信
重要取組み課題 | 長期的な目標(KPI) | 期日 |
---|---|---|
醤油醸造技術の継承 | 醸造技術者の育成3名 | 2030年 |
三重(伊勢)の食文化発信・食育 日本‐タイの食文化交流(コミュニティ活性化) |
食文化発信事業への参画 日本食文化ータイ食文化発信事業への参画 |
継続 |
技能実習生の受入れ/インターンシップの採用 | 技能実習生の継続受入れ | 継続 |
関連する目標
<SDGsへの重要取組み課題と目標(KPI)>